図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

カテゴリ: シワロウバイ科

10.Autispinula sp
Acutispinula sp
シワロウバイ科
串本町潮岬沖ドレッジ揚り水深600m 3.9㎜ 1993年採集

この科と属にあてるのが妥当かどうかわかりませんが、形がシンテイソデガイに似ています。
殻はよく膨れ、後方に尖り、殻頂から後方腹縁にかけて陵があります。
殻表は、薄い成長線があります。
別の個体は同じ産地の水深450mで採集されていますので、このくらいの深さが生息域なのかもしれません。


9.Costanuculana sp
Costanuculana sp
シワロウバイ科
フィリピン 7.0㎜ 2012年採集

殻は小型でこの大きさばかりなので、これで老成していると思います。
やや厚質で、殻表にはかなり細い成長輪肋があります。
薄い褐色の殻皮を被ります。
フィリピン図鑑では、この貝はソウヨウハトムギソデガイにあてられているようですが、違っていると考えています。


8.タイワンロウバイ
Nuculana taiwanica Okutani & Lan 1998
シワロウバイ科 タイワンロウバイ
台湾亀山島近海水深200m~300m 9.5㎜ 2012年採集

殻は薄めで、膨らみも弱いです。
殻表には、特徴的な斜めの低い肋があります。
他の種類とはこの特徴が大きく違います。



7.Nuculana tashiensis
Nuculana tashiensis Lan et Lee 2001
ロウバイガイ科
台湾水深400m 20.8㎜ 1995年採集

殻はよく膨れ、後部に反り上がります。
殻表には、粗い成長輪肋が密に出ます。
殻の形状だけを見ると、アラスジソデガイなどが所属しているSaccellaゲンロクソデガイ属の貝のように思えます。



イメージ 1
肥後目録標本掲載番号58
Thestyleda yokoyamai arai Habe 1958
シワロウバイ科 オニアラボリロウバイ
沖縄県与那国島南西沖合ドレッジ採集 4.3㎜ 2011年採集
 
イメージ 2
肥後目録標本掲載番号58
Thestyleda yokoyamai arai Habe 1958
シワロウバイ科 オニアラボリロウバイ
沖縄県与那国島南西沖合ドレッジ採集 4.3㎜ 2011年採集
 
アラボリロウバイの肋が太く粗くなったものと考えられているようです。
実際、アラボリロウバイよりも太く感じます。
未整理の中から見つけた半片ですが、近海産図鑑にある個体よりも少し小さいですが、あまり大きくならない貝なのかも知れません。
 

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