図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2019年02月

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肥後目録掲載標本番号1368
Irus ishibashianus Kira 1959
マルスダレガイ科 オキナマツカゼ
串本町串本漁港養殖筏に付着 26.0㎜ 2004年採集

殻は平たく箱型です。
成長輪肋は板状に立ち、間隔が広く肋間は放射状肋が密に入ります。
薄い褐色の放射状の彩色がありますが、後方付近はより褐色が強くなります。
図鑑などには泥岩に砕孔すると書かれていますが、養殖筏についているのを採集することが多いです。

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肥後目録掲載標本番号1367
Irus mitis Deshayes 1854
マルスダレガイ科 マツカゼガイ
串本町上浦海岸 27.4㎜ 1985年採集

殻は長い楕円形でよく膨らみますが、泥岩などの穴に入っているので、変形している個体が見られます。
成長肋は板状に発達し、肋間は広く縦肋が刻まれます。
ほぼ白色の個体ばかりですが、中には薄い褐色の個体も見られます。



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肥後目録掲載標本番号1363
Liocyma beckii Dall 1907
マルスダレガイ科 ハイイロエゾハマグリ
北海道(カレイの胃中) 銚子揚り 14.4㎜ 1980年採集

殻はエゾハマグリより丸く膨らみも強めです。
殻表の成長輪肋はそれぞれが強く溝も深めです。
褐色の色合いに、光沢もあります。

この標本で番号、cfも含めて1000種となりました。
単純に日数で計算すると三年弱となります。
まだまだ難解なグループも残されていますので、ご指摘ご教授よろしくお願いします。<m(__)m>


1361 エゾハマグリ
肥後目録掲載標本番号1361
Liocyma fluctuosum Gould 1841
マルスダレガイ科 エゾハマグリ
北海道苫小牧市 28.6㎜ 2023年採集

殻は薄くあまり膨れません。
殻表には、低い成長輪肋がありますが、間隔を置いて深く溝状になります。
光沢が強く、灰褐色の色合いです。



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肥後目録掲載標本番号1360
Macridiscus multifarius Kong,Matsukuma & Lutaenko in Kong,Matsukuma,Hayashi,Takada & Li 2012
マルスダレガイ科 オキアサリ
串本町橋杭 41.6㎜ 1978年採集

前後の背縁は直線的で、殻質も厚いです。
殻表には、光沢があり模様も変化に富みます。
成長肋は低めで、溝状にはなりません。

肥後目録には異名としてコタマガイの名前が挙げられていますが、別種とされています。
オキアサリに比べ大型になり、模様も一定した薄い色合いです。
オキアサリに比べやや丸みを持った形に復縁はより丸くなります。

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肥後目録標本掲載番号1360
Macridiscus melanaegis Romer 1860
マルスダレガイ科 コタマガイ
千葉県九十九里浜 45.5㎜ 1989年採集




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