図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2017年12月

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肥後目録標本番号861
Regozara subrugosum Sowerby 1840
ザルガイ科 ナンヨウザルガイ
フィリピン パラワン島 生貝個体 109.6㎜ 1994年採集
 
熱帯地方に分布する大型のザルガイです。
ナガザルガイに似ていますが、放射肋は35本程度とナガザルガイより少なく、肋もやや低めです。
大きくなるとやや横に流れた形になるようです。
 

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肥後目録標本番号860
Regozara flavum Linnaeus 1758
ザルガイ科 リュウキュウザルガイ
沖縄県西表島船浦 死殻個体 45.4㎜ 1974年採集
 
殻は卵円形で、厚いです。
太い放射肋が32本程度あり、前後部で肋上の麟片が大きくなります。
通常は汚れた様な色合いの殻皮を被っていますが、個体によって黒褐色の斑点が出る物もあります。
 

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肥後目録標本番号859
Vasticardium transcendens Melvill & Standen 1899
ザルガイ科 ヒガノコザル
沖縄県瀬良垣 生貝個体 25.2㎜ 1993年採集
 
殻は薄く、キヌザルなどと似た形をしています。
放射肋は細く63本程度と多いです。
肋上には、あまり目立たない程度の顆粒があります。
全体的に赤っぽい個体や黄色っぽい個体などがあります。
 
 

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肥後目録標本番号858
Vasticardium variegatum Sowerby 1841
ザルガイ科 マダラザル
マレーシア 生貝個体 40.2㎜ 2010年採集
 
殻の形は小さめのナガザルに似ていますが、ナガザルよりは扁平です。
放射肋は43本程度あり、低い麟片を伴いますが、中央ではあまり目立たず、前後ではっきりと目立ちます。
殻全体に赤褐色や黄褐色の斑紋がありますが、一定した形はしていません。
南方では多い貝かもしれませんが、日本近海では少ない貝で、潮岬オゴクダ浜で小さな半片を3個採集しています。
 

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肥後目録標本番号857
Vasticardium unicolor Sowerby 1840
ザルガイ科 チュウザルガイ
マレーシア 生貝個体 27.5㎜ 2010年採集
 
殻は薄めでよく膨れます。
あまり大きくならない貝のようで、入手した貝はほとんどがこの大きさです。
殻表には、細く低い縦肋が48本程度と多く、他の種類とはこの点で分けられます。
ほぼ白っぽい色合いですが、小さな褐色の斑点と薄い黒色の群雲模様が出ます。
日本近海産貝類図鑑第二版の貝とは合いませんが、原色貝類図鑑(熱帯太平洋編)の貝は、この画像の貝とあいます。
 
 

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