図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2016年11月

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肥後目録標本掲載番号293
Lithophaga striminea Reeve 1857
イガイ科 ワライロシギノハシ
串本町高富サンゴ塊 56.3㎜ 1978年採集
 
シギノハシよりも明るい色合いで、より細長いです。
放射状の肋も、やや縮れて殻頂を除く全体に出ます。
生息状況は同じで、同時に採れることもあります。
 
 

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肥後目録標本掲載番号292
Lithophaga zitteliana Dunker 1882
イガイ科 シギノハシ
串本町高富サンゴ塊 52.3㎜ 1978年採集
 
イセエビ刺網が盛んな頃は、掛かってくるサンゴから生きた物も採集できていました。
最近は、それもなくなって、打ちあがったサンゴからの採集で死から物ばかりです。
濃い褐色の殻皮を被り、粗い成長輪肋があります。
周辺にのみ細い放射状の肋があります。
 

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肥後目録標本掲載番号291
Botula silicula Lamarck 1818
イガイ科 ヌリマクラ
串本町潮岬サンゴ塊 18.3㎜ 2005年採集
 
サンゴに開いた穴などに住んでいるようで、打ち上げられたサンゴから採集しました。
前方が尖った様な形で、細く密な成長肋があります。
明るい褐色の殻皮が全体を覆います。
 
 

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肥後目録標本掲載番号290
Terna iwaotakii Habe 1958
イガイ科 イトマユイガイ
南部町堺漁港沈木に付着 17.4㎜ 1978年採集
 
殻色は薄く、表面には殻毛はありません。
殻頂は前方に寄っていて、やや反ります。
沈木の細長い穴に砕孔しています。
 

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肥後目録標本掲載番号289
Terna crypta Dall,Bartsch & Rehder 1938
イガイ科 ナガマユイガイ(ホソヒラノマクラ)
高知県御畳瀬揚り水深200m沈木に付着 5.3㎜ 2001年採集
 
日本近海産貝類図鑑には、毛を持たない光沢のある栗褐色の殻皮を有するとあり、その特徴でこの貝を同定しています。
実際この仲間は、良く似た物が数種類いるようで、殻皮の特徴を見誤ると違う種類となってしまいます。
あまり自信はありませんが、とりあえずこの貝にしておきます。
 
 

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