図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2016年06月

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肥後目録標本掲載番号117
Barbatia (Ustularca) amygdalumtortum Roding 1798
フネガイ科 ベニエガイ
串本町橋杭産 40.4㎜ 1978年採集
 
赤褐色の殻皮を被っているので、この名前があります。
殻皮は、放射状に密集し、肋も同様にあります。
殻頂には、放射状に3本の白帯があります。
 

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肥後目録標本掲載番号116
Barbatia (Barbatirus) cometa Reeve 1844
フネガイ科 トマヤエガイ
串本町田並産 29.5㎜ 1985年採集
 
潮間帯から数m程度の転石の裏に生息しています。
薄い褐色の殻皮を被ります。
全体に放射肋が出ますが、殻頂から後方に向けては太い肋となります。
 

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肥後目録標本掲載番号115
Barbatia (Savignyarca) virescens Reeve 1844
フネガイ科 カリガネエガイ
串本町袋くじの川河口 26.0㎜ 2000年採集
 
内湾の汽水域に生息しています。
前方から後方に向かって、放射状に殻が大きくなります。
厚い殻皮を被り、放射肋も同様にあります。
肥後目録には、異名としてアオカリガネエガイがありますが、こちらは内湾から外洋に面した所に生息し、形も細長くなります。
内面がごく薄く青白いため、この名前があります。
同種としての考えにはやや抵抗があります。
 
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肥後目録標本掲載番号115
Barbatia (Savignyarca) virescens Reeve 1844(obtusoides Nyst 1848)
フネガイ科 カリガネエガイ(アオカリガネエガイ)
串本町橋杭産 26.5㎜ 1979年採集
 
 

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肥後目録標本掲載番号113
Barbatia (Abarbatia) foliata Forskal 1775
フネガイ科 エガイ
串本町串本漁港産 67.1㎜ 2009年採集
 
サンゴや大きな岩の下などに着いている事が多いですが、この個体は養殖いかだに着いていました。
あまり場所を選ばないようです。
放射肋に沿って粗い毛状の殻皮がありますが、肋間に棘だった毛の様に出ます。
肥後目録には、異名としてオオカリガネエガイが載せられていますが、非常に大きくなる事、殻もそれにつれて厚くなる事、毛状の殻皮はさらに長く厚くなります。
生きた物を採集した人に聞きましたが、棲息している所は潮の流れが速く、隙間の奥にひっこむ速さも他の種類とは違うほど早いそうです。
同種とするのは抵抗ありますが、同じ項に載せておきます。
 
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肥後目録標本掲載番号113
Barbatia (Abarbatia) foliata Forskal 1775 (velata Sowerby 1833)
フネガイ科 エガイ(オオカリガネエガイ)
沖縄県許田産 108.5㎜ 1996年採集
 

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肥後目録標本掲載番号110
Arca boucardi Jousseaume 1894
フネガイ科 コベルトフネガイ
串本町津荷漁港産 16.2㎜ 2005年採集
 
そう珍しい貝ではありませんが、串本周辺では少ない貝です。
フネガイに形は似ていますが、殻頂から出る陵角は鋭くなります。
またその上には、長めの殻皮があります。
異名としてキタノフネガイがありますが、北海道のなどの北方で採れる貝に付けられた名だと思っています。
 
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肥後目録標本掲載番号110
Arca boucardi Jousseaume 1894
フネガイ科 コベルトフネガイ(キタノフネガイ)
北海道日高三石産 39.1㎜ 1988年採集
 
 

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