図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

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肥後目録標本掲載番号27
Ennucula nipponica Smith 1885
クルミガイ科 クルミガイ
台湾産 20.5㎜ 1987年採集
 
殻は平滑で、やや薄い色合いの殻皮があります。
殻の全体のシルエットには、あまり飛び出した所がありません。
後で紹介する記事が、半片な為、比較する意味合いで、殻の向きをいつもと反対にしています。
 

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肥後目録標本掲載番号25の次のcf
Truncacila castrensis Hinds 1843
クルミガイ科 アラスカキララガイ
米国 ワシントン ベインブリッジ島 15.7㎜ 1989年採集
 
この貝が載っているのは、原色世界貝類図鑑(1)北太平洋編にあります。
キララガイと非常によく似ていますが、本来のキララガイの殻皮が黄色であるのに対し、アラスカキララガイでは、黒っぽくなる事に違いがあります。
形だけを見ると、前部が直線的になって、底部はキララガイが丸くなるのに対し、直線に近い円となります。
内部の歯を見ればまだ違いがあるのかもしれませんが、元に戻らない為開けてはいません。
 

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肥後目録標本掲載番号25
Truncacila minutoides Kuroda & Habe 1958
クルミガイ科 ツボミキララガイ
串本町潮岬沖ドレッジ採集水深350m 5.2㎜ 1994年採集
 
キララガイの小型種です。
水深の深い所にいる貝で、やや丸い形をしています。
他の種と同様に、放射録には中央付近で分岐があります。
 

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肥後目録標本掲載番号24
Truncacila insignis Gould 1861
クルミガイ科 キララガイ
岩手県洋野町種市潮間帯 16.6㎜ 2009年採集
 
小型のキララガイの仲間で、耳状突起はありません。
放射状ろくには、中央付近に分岐がありますが、一列ではなく複数見られます。
 

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肥後目録標本掲載番号22
Acila submirabilis Schenck 1936
クルミガイ科 マキヤマキララガイ
高知県土佐水新275m 24.8㎜ 1988年採集
 
正直このマキヤマキララガイと言う貝は良く知りません。
この名前が書かれたラベルが付いていたので、そのままにしています。
一見すると、オオキララガイとなんら変わりはありません。
ここで紹介したオオキララガイと産地水深はほぼ同じです。
記載されている文献を見ていないので、違いもよく解りませんが、内面の歯に少し違いあるようです。
オオキララガイの後歯の数は19個、マキヤマキララガイの方は21個。
大した違いではありませんが、また個体数をたくさん見ていないので、分ける特徴ではないかもしれません。
 
 

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