図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

カテゴリ: キクイガイ科

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肥後目録掲載標本番号1471
Metaxylophaga supplicata Iw.Taki & Habe 1950
キクイガイ科 イノリキクイガイ
南部町堺漁港沈木 6.6㎜ 1994年採集

殻は薄く、白色です。
殻前縁の三角形状の部分は、本体についているような形です。



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肥後目録掲載標本番号1470
Mesoxylophaga teramachii Iw.Taki & Habe 1977
キクイガイ科 テラマチキクイガイ
高知県御畳瀬漁港トロール揚り沈木水深200m~300m 5.7㎜ 1999年採集

殻はよく膨れ薄質です。
他の種類に比べ、背の部分が反りあがるのが特徴です。


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肥後目録掲載標本番号1468
Neoxylophaga lobata Knudsen 1961
御坊市下楠井沈木 6.2㎜ 1986年採集

殻はよく膨れ全体に白っぽいです。
近海産貝類図鑑第二版から同定したが、目録等の生息水深は200m~350mと深く、あるいは違っているかもしれません。



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肥後目録掲載標本番号1466
Xylophaga indica Smith 1904
キクイガイ科 チョウチョウキクイガイ
串本町串本漁港トロール揚り 9.7㎜ 1974年採集

キクイガイやフナクイムシは、沈木に生息する特殊な種類で、なかなか採集する機会がありません。
トロールや刺し網のごみの中から沈木を見つけて確認するしかないですね。
浅い所にもいるようなので、打ちあがった木からも採集できます。
殻は数か所の部位に分けられ、その特徴から同定します。



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