図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

カテゴリ: ツクエガイ科

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肥後目録掲載標本番号1450
Eufistulana grandis Deshayes 1855
ツクエガイ科 コヅツガイ
沖縄県羽地内海 33.3㎜ 2000年採集

殻は細長く、薄質でマテガイの様な形です。
殻頂は前方に寄り、その前方までの短いところに放射状の肋があります。
後方にも、殻頂から後方腹縁にかけて、、斜めの陵があります。
通常は、砂粒などで作った筒状の棲管に入っていて、そこから出ることはありません。

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肥後目録掲載標本番号1450
Eufistulana grandis Deshayes 1855
ツクエガイ科 コヅツガイ(棲管)
沖縄県羽地内海 123.0㎜ 2000年採集

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肥後目録掲載標本番号1450
Eufistulana grandis Deshayes 1855
ツクエガイ科 コヅツガイ(棲息状況)
沖縄県羽地内海 33.3㎜ 2000年採集




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肥後目録掲載標本番号1449
Spengleria mytiloides Lamarck 1818
ツクエガイ科 サヤガイ
串本町姫 24.6㎜ 1978年採集

殻は前方は尖り、後方は裁断状となります。
殻質は薄く、前方が大きく開きます。
殻頂から後腹縁にかけて、段差で区切られます。
ツクエガイ同様、サンゴなどに砕孔して生息します。



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肥後目録掲載標本番号1448
Cucurbitula cymbium Spengler 1783
ツクエガイ科 チビツクエガイ
南部町堺漁港 10.2㎜ 2006年採集

殻質は薄く脆いです。
湾曲したような形で、前部は大きく開きます。
色んなものに小さなひょうたんのような棲管を作ります。

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肥後目録掲載標本番号1448
Cucurbitula cymbium Spengler 1783
ツクエガイ科 チビツクエガイ(棲管、シュモクガキに付着)
南部町堺漁港 10.2㎜ 2018年採集




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肥後目録掲載標本番号1447
Gastrochaena cuneiformis Spengler 1783
ツクエガイ科 ツクエガイ
串本町姫サンゴ塊中 46.2㎜ 1978年採集

殻はよく膨らみ、前端は大きく開きます。
殻表の成長肋は、粗くほんの少し板状になります。
サンゴに穴をあけて生息しています。


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