図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

カテゴリ: バカガイ科

103.Psammophila sp
Psammophila sp
バカガイ科
フィリピン アリグアイ島 75.3㎜ 2008年採集

一見するとカモジガイのようですが、より横に長くなります。
海外サイトでは、カモジガイの学名が充てられているようなところも見受けられて、これが学名に当たる貝なのかなという考えも起こります。
日本のカモジガイと同種とは少し違うように思っています。

102.Psammophila sp
Psammophila sp
バカガイ科
沖縄県羽地内海 59.2㎜ 1999年採集

殻はあまりくびれず、横に長い楕円形です。
カモジガイとヒラカモジガイの中間に位置するような感じです。
殻表には、やや厚めの褐色の殻皮を被ります。


101.インドヤチョヨノハナガイ
Harvella plicataria Linnaeus 1767
バカガイ科 インドヤチヨノハナガイ
タイ・ミャンマー国境 51.2㎜ 1999年採集

殻はソリタママキに形が似ていますが、殻表には大きくうねった成長輪肋があります。
白色の貝殻に薄く汚れたような殻皮を被ります。


100.Mactra sp
Mactra sp
バカガイ科
台湾東部布袋漁港 24.7㎜ 2006年採集

殻は薄質で、ソリタママキのような形ですが、膨らみは強めです。
殻頂は後方寄りで、前傾します。
殻表面は、薄い成長線があるだけで、光沢があります。


99.オトメタママキ
Mactra sp
バカガイ科 オトメタママキ
沖縄県名護市大浦 11.0ミリ 2009年採集

からは膨らみの強いおにぎり型です。
殻表は、白色地に後部の肩に薄い褐色の彩色があります。


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