図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2020年05月

191.Microfragum erugatum
Microfragum erugatum Tate 1889
ザルガイ科
沖縄県宮古島 6.0㎜ 1992年採集

殻は小型で、キヌヒシザルに似ています。
殻表面の縦肋は、顆粒を伴い27本程度あります。
新鮮な個体では、殻内面上部が赤っぽく彩色されます。


190.コビトウミアサガイ
Epicodakia pygmaea Hayami & Kase 1993
ツキガイ科 コビトウミアサガイ
串本町江田双島沖水深26m 4.0㎜ 2013年採集

海底洞窟に生息する二枚貝です。
大きな放射肋が約20本あり、細い成長肋で細かく刻まれます。
殻前方は反り上がったようになります。


189.ドウクツヒバリ
Dacrydium zebrum Hayami & Kase 1993
イガイ科 ドウクツヒバリ
沖縄県伊江島北東大洞窟水深26m 3.0㎜ 2007年採集

海底洞窟に生息するイガイ科の微小種です。
殻は薄く半透明で、白い放射状の模様があります。


188.マルケシハマグリ
Kelliella japonica Hayami & Kase 1993
ケシハマグリ科 マルケシハマグリ
沖縄県伊江島北東大洞窟水深26m 2.0㎜ 2007年採集

海底洞窟に生息する二枚貝です。
殻は丸くよく膨れます。
画像が悪いですが、殻表には密に輪肋があります。


187 イガトマヤガイ
Cardita uruma Hayami & Kase 1993
トマヤガイ科 イガトマヤガイ
沖縄県伊江島北東大洞窟水深26m 4.3㎜ 2007年採集

海底洞窟に住むトマヤガイ科の小型種です。
殻はよく膨れ、長めの突起を伴った放射肋が20本程度あります。


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