図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

2018年05月

イメージ 1
肥後目録標本番号1020
Jactellina obliquistriata Sowerby 1868
ニッコウガイ科 ゴシキザクラ
白浜町富田対ノ浦  死殻個体 12.5㎜ 2009年採集
 
殻はやや厚めで、左右が丸くなります。
殻表面には、うねった成長肋があり、殻中央には斜めの肋があります。
私自身が持っているのは画像の様な黄色の個体だけですが、白っぽい物や赤っぽいもの等色の変異があるようです。
 

イメージ 1
肥後目録標本番号1019
Punipagia radiatolineata Yokoyama 1924
ニッコウガイ科 ゴシキヒメザラ
串本町橋杭  生貝個体 7.6㎜ 2001年採集
 
殻の形はミガキヒメザラなどに似ていますが、あまり膨れず殻も薄いです。
成長肋は少し板状に立ち、その肋間は縦に細かく刻まれます。
単色の色合いですが、五色と言われるほど色んな色合いがあります。
 
イメージ 2
肥後目録標本番号1019
Punipagia radiatolineata Yokoyama 1924
ニッコウガイ科 ゴシキヒメザラ
串本町橋杭  生貝個体 7.6㎜ 2001年採集
 
 

イメージ 1
肥後目録標本番号1018
Pinguitellina nux Hanley 1845
ニッコウガイ科 サツマヒメザラ
白浜町富田対ノ浦  死殻個体 8.8㎜ 2009年採集
 
殻は丸みを帯びたひし形で、殻質は薄いです。
表面には薄い成長肋がありますが、ルーペでないと確認できないほどで、光沢があります。
ほぼ白色の個体ですが、殻頂付近に白色の斑紋がある個体もあります。
 

イメージ 1
肥後目録標本番号1017
Pinguitellina pinguis Hanley 1845
ニッコウガイ科 ミガキヒメザラ
沖縄県名護市許田  生貝個体 10.2㎜ 2008年採集
 
殻はよく膨れ、表面には光沢があります。
殻頂から幼層部分は、明るい褐色の色合いで、周辺部が白色になります。
 

イメージ 1
肥後目録標本番号1016
Pinguitellina robusta Hanley 1844
ニッコウガイ科 ウラキヒメザラ
沖縄県石垣島サンドポンプ  死殻個体 14.1㎜ 1979年採集
 
殻はひし形で、表面は平滑で光沢があります。
白色の色合いですが、内面は黄色くなり、海外などの個体では全体が黄色くなる物もあります。
 
イメージ 2
肥後目録標本番号1016
Pinguitellina robusta Hanley 1844
ニッコウガイ科 ウラキヒメザラ
沖縄県石垣島サンドポンプ  死殻個体 14.1㎜ 1979年採集
 
 

このページのトップヘ