図鑑を作る(二枚貝編)

二枚貝の画像図鑑を目指しています。 基本、日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後目録)の番号で載せています。 最近の分類体系は使用していないため、ここをご覧いただいている方は、それぞれご自身で科の確認をお願いします。

1405 マツカゼハナグモリ
肥後目録掲載標本番号1405
Glauconome corrugata Reeve 1850
ハナグモリ科 マツカゼハナグモリ
フィリピン オランゴ島 17.2㎜ 2015年採集

殻は薄く、表面の紫褐色が内面まで見えて、内面は薄紫色になります。
後部が尖った横長の形です。
沖縄県に記録があるようです。

242 Chama sp
Chama sp
キクザル科 不明種
那智勝浦町浦神沖水深130m 7.9㎜ 2024年採集

殻は白色で、ウミギクのように、白い放射状の棘列があります。

241 Chama comedusae2
Chama comedusae Matsukuma 1996
キクザル科 和名なし
那智勝浦町浦神沖水深130m 7.0㎜ 2024年採集

水深100mより深い所のキクザル科は、少ないと思います。
殻は小型で丸くよく膨らみます。
殻表には、成長輪肋が少し板状に立ち、その先に細い針状の棘が並びます。

231 カクレハマユウ1


231 カクレハマユウ2
石灰管

Dianadema ikebei Morton & Haga 2014
ハマユウガイ科 カクレハマユウ
那智勝浦町浦神沖水深130m 4.0㎜(水管部) 2024年採集

石の中に埋もれているので、画像では解かりにくいですが、殻はサンゴツツガキのように、右殻は空洞内に見れています。二枚目の画像は、外に出ている石灰管。

230 改良母貝1


230 改良母貝2
Sinohyriopsis cf.cumingii
イシガイ科 改良母貝
滋賀県 171.0㎜ 2021年採集

イケチョウガイとヒレイケチョウガイの交雑

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